「私って読むの遅いな…」「1冊読み終えるのに何日かかるんだろう?」と感じること、ありませんか?実は私もそうです。速読術なんて夢のまた夢で、1ページ読むのにも時間がかかるタイプ。でも、それでも読書を楽しめる方法はあるんです。
今回は、「読むのが遅いけど読書を楽しみたい」と思っている方に向けて、ゆっくり読書を楽しむための方法をご紹介します。読書は速さじゃなくて、どれだけ楽しめるかが大事なんです。
速く読むことだけが正解じゃない
読書というと、「たくさん読んでこそ価値がある」と思われがちです。確かに速読が得意な人を見ると「いいなぁ」と思うこともあります。でも、スピードだけがすべてじゃないんですよね。
例えば、1つのフレーズにじっくり感動したり、登場人物の心情に共感して何度も同じページを読み返すことだって、立派な読書体験です。私自身、読み返しながら「あ、こんなことが書いてあったんだ」と後から気づくことがよくあります。
速く読むことだけを目標にしてしまうと、「なんとなく読んだけど覚えてないな」と感じることもあるので、自分なりのペースで楽しむ方が満足感が高いことに気づきました。
ゆっくり読書を楽しむための具体的な方法
では、実際に「ゆっくり読んでも楽しい読書スタイル」を作るための具体的な工夫を紹介します。
1. 読む前に「何を楽しみたいか」を考える
読書にはいろいろな楽しみ方があります。ストーリーを楽しむ、知識を得る、心に響く言葉を見つける…など。
「今日はリラックスしたいから、言葉の雰囲気を楽しもう」というように目的を決めると、読む速さは気にならなくなります。
2. 読んだ内容を少しメモする
読むスピードは遅くても、心に残る言葉やシーンをノートやアプリにメモすると「いい読書ができたな」と感じられます。
例えば「このフレーズが良かった」と書き残しておくだけでも、読書の満足感が高まります。
3. 途中でやめても気にしない
「最後まで読まなきゃダメ」という思い込みを捨てましょう。読書は途中でやめたってOKです。面白い本はまた手に取ることがありますし、そうでないなら新しい本に出会えるチャンスです。
4. 読む時間を固定しない
読書時間を決めると「今日は読まなきゃ」とプレッシャーになりがちです。気分が乗ったときだけ読むくらいがちょうどいいこともあります。
実際にやってみた感想
私自身、読むのが遅いことにずっとコンプレックスがありました。「本を1冊読むのに1ヶ月以上かかるなんて…」と自己嫌悪に陥ったこともあります。
でも、ゆっくり読書をすることを意識してからは、「自分なりの読書の楽しみ方」を見つけられるようになりました。例えば、短いフレーズにじっくり心を動かされたり、「ちょっとだけ読む」つもりが気づけば30分経っていたこともあります。
速くなくても、「読んでよかったな」と思える瞬間があるなら、それで十分だと思うんです。
続けるためのコツ
- 「読むペースは自分で決める」
他人と比べないことが大事です。「自分のペースで読む」ことを意識しましょう。 - 「短編集やエッセイを選ぶ」
長編小説よりも、1話完結の短編やエッセイが気軽に読めます。 - 「読む前にプレッシャーを捨てる」
「最後まで読まなくてもいい」という気持ちを持つだけで、読書がぐっと楽になります。
まとめ:読むのが遅くても、楽しむことが一番大事
読書は速さではなく、どれだけ心に残るものがあるかが大切です。遅くても、途中でやめても、じっくりと自分なりに楽しめる読書スタイルを見つけてください。
「読むのが遅いからダメ」なんてことはありません。むしろ、ゆっくり読むからこそ気づけることもたくさんあります。自分のペースで本を楽しんでみましょう!