本を読み始めたのに、気づいたらしおりの位置が変わらないまま…なんてことありませんか?私もずっとそうでした。本は好きだけど、読み進められない。そんな悩みを抱えていた私が出会ったのが、「1日1ページ読書法」です。
「え、それだけ?」と思うかもしれません。でも、これが思いのほか続くんです。読書は、時間の長さではなく**「毎日ページをめくること」**に意味がある。今回は、その理由と具体的な方法についてお話しします。
目次
なぜ読書が続かない?心理的な「壁」が原因だった
まず最初に、なぜ読書が続かないのかについて振り返ってみましょう。
私の場合、いくつかの「壁」がありました。
- まとまった時間が取れない
仕事や家事が忙しいと、じっくり読書する時間なんてないですよね。 - 「最後まで読まなきゃ」というプレッシャー
「途中でやめるのはダメ」という固定観念が強く、「どうせ最後まで読めないなら最初からやめよう」と思ってしまうんです。 - 「何を読めばいいかわからない」問題
本屋に行くと種類が多すぎて迷う。結果、何も買わずに帰ることも。
こんな理由で、何度も挫折しました。ですが、「1日1ページならできるかも」と思った瞬間が私の転機でした。
「1日1ページ読書法」の具体的なやり方
この方法はとてもシンプルです。以下のステップで始めてみてください。
- 読む本を1冊決める(ジャンルは自由)
ここでは「途中でやめてもOK」という心の余裕を持つことがポイントです。興味が湧かなければ別の本に切り替えて大丈夫。 - 1日1ページだけ読むことを目標にする
時間ではなく「ページ数」で目標を決めるのがコツです。「1ページだけなら簡単だ」と感じられるからこそ続きます。 - 読む時間を決める(朝、昼休み、寝る前など)
自分にとって無理のないタイミングを選んでください。私は寝る前に読んでいます。 - 記録をつける(手帳やアプリでOK)
読んだページ数を記録することで達成感が生まれます。「今日も1ページ読んだ」と自己肯定感がアップします。
実際にやってみた効果と気づき
私自身、この方法を試してみて驚いたことがあります。それは、「1ページで終わらない日がある」ということです。
「今日は1ページでいいんだ」と思って読み始めると、いつの間にか2ページ、3ページと読み進めていることがあります。「あれ、面白いじゃん」と感じる瞬間が訪れるんですよね。
逆に、どうしても気分が乗らない日は「1ページだけ読んで終わり」にします。それでも「今日も読書できた」と思えるから不思議です。
また、記録をつけることで、「今月は〇〇ページも読めた」と振り返る楽しみも増えました。
続けるためのコツと注意点
- 「途中でやめる勇気」を持つ
面白くない本に執着せず、違う本に切り替えてOKです。 - 「完璧主義」を手放す
「1ページだけでいい」というマインドが大事です。 - 小さな成功体験を大事にする
今日1ページ読めただけでもOK。自分を褒めましょう。
まとめ:読書は「続けること」に意味がある
読書は「最後まで読むこと」だけが正解じゃありません。むしろ、毎日少しでもページをめくることで、本との付き合い方が変わってきます。
「1日1ページ読書法」、ぜひ気軽な気持ちで試してみてください。そして、読書を通じて新しい発見や楽しさを感じてもらえたら嬉しいです。